[原子力産業新聞] 2005年7月28日 第2293号 <2面>

[関西電力] 原子力事業本部を美浜に移転

 関西電力は25日、原子力事業本部の組織改正を行い、これまで大阪の本店内に置いていた「原子力事業本部」を、福井県美浜町に移転した。

 同改正は「本店、若狭支社組織の見直し」および、「原子力発電所体制の強化」を二本柱とし、@原子力事業本部の移転A原子燃料サイクル室の設置B原子力事業本部地域共生本部の設置C原子力発電所保全体制の強化D電気工事グループ、機械工事グループの設置E品質保証室および安全防災室の設置F原子燃料課の設置――を実施することにより、原子力発電所支援機能および福井における地域対応機能を強化することをねらう。

 関電では6月の発表後、改正の手続きを進めていた。


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