[原子力産業新聞] 2005年7月28日 第2293号 <2面>

[原産] 温暖化問題国際動向で懇談会

 日本原子力産業会議は20日、東京・港区の原産会議室で、「地球温暖化問題をめぐる今後の国際動向に関する懇談会」を開催、経済産業省の坂本敏幸・産業技術環境局地球環境対策室長より、地球環境対策を巡る各国の現状とわが国の今後の国際対応について報告を受けた。

 懇談会には電力、産業団体等が参加、現在の政策における課題を掘り下げ、官民の協力強化に向けて意見交換を行った。

 2月に発効した京都議定書では、2012年までの温室効果ガス排出削減目標を定めているが、今秋より、13年以降の国際的な取組に向けた議論が始まる。


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