[原子力産業新聞] 2005年9月22日 第2300号 <2面>

[日本原燃] 今年度使用済み燃料受け入れ数量を変更

 日本原燃は14日、六ヶ所再処理工場の今年度の使用済み燃料受入れ数量を今年6月末に公表した数量に対し、141トン減の約434に変更すると発表した。

 今回の変更は、今年6月に発生した使用済み燃料受入れ・貯蔵施設のバーナブルポイズン取扱いピットでの水漏れ発生に伴うもの。同ピットの補修工事はすでに完了、近く受入れを再開するが、約3か月間中断したため、141トンが来年度にずれ込むことになる。

 同社は受入れ中断に伴い、電力各社と受入れ計画を調整してきた。

 変更後の各社別の今年度受入れ数量は、東京電力約164トン、中部電力約63トン、関西電力約56トン、九州電力約45トン、四国電力約34トン、日本原電約26トン、北海道電力約17トン、東北電力と中国電力が約15トンとなっている。


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