[原子力産業新聞] 2005年9月29日 第2301号 <2面>

[原子力安全委] 「もんじゅ」保安検査等対象に 品質監査型の規制調査を試行実施

 原子力安全委員会は1日、新たに「品質監査型の規制調査」を、「もんじゅ」の保安検査他2件を対象に試行実施することとした。

 安全委員会は00年より、文科省、経産省などの規制行政庁が行う安全規制活動について調査する「規制調査」を実施しており、昨年7月、@後続規制活動(原子力施設の設置許可後に規制行政庁が行う安全規制)の合理性・実効性・透明性の向上A安全審査の答申の際に指摘した重要事項に関し規制行政庁が行う後続規制活動の妥当性の確認――を目的に、新たな視点を加えた「規制調査の実施方針」を策定した。@については、調査のねらいによって、「品質監査型」、「課題抽出型」、「制度向上型」に大別されるが、「品質監査型」のみは本年度第1四半期以降に課題を選定することとし、まだ実施されていなかった。

 「品質監査型の規制調査」は、規制行政庁より法令に基づき四半期ごとに安全委員会に報告された後続規制活動を中心に任意に課題を抽出し、その品質向上を促す観点から調査を行うもので、このほど本年度末頃までを目処に試行的に実施される。安全委員会では、その本年度第2四半期分として、日本核燃料開発における核燃料物質の使用変更許可、東北電力の女川3号機取替燃料の燃料体検査「もんじゅ」の保安検査の計3件を選定した。


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