[原子力産業新聞] 2005年10月20日 第2304号 <1面>

[IAEA] 理事会議長に天野大使

国際原子力機関(IAEA)理事会議長に、天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(58)が選出された。これは、3日に開かれた総会後の理事会で決まったもの。任期は来年9月までの1年間で、日本が理事会の議長国を務めるのは今回が6回目。

 天野氏は今年8月、外務省軍縮不拡散・科学部長から代表部大使に就任した。

 外務省では、「国際的な核不拡散体制の維持・強化と原子力の平和的利用の促進に向け、わが国が行ってきた積極的な貢献に対する国際的評価の表れ」だとし、今後ともIAEAの強化に積極的に貢献するとともに、IAEAにおけるわが国の影響力と存在感を高めるため、いっそう努力するとコメントしている。


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