[原子力産業新聞] 2005年10月20日 第2304号 <3面>

[英国] 首相「原子力で議論必要」 記者会見で語る

 英国のブレア首相は、将来の英国のエネルギー源の選択にあたり、「英国にとって適切と思われることは、なんでも決断する」と述べた。これは11日、ダウニング街での月次記者会見で同首相が述べたもの。

 新規原子力発電所を建設するかどうかについては、率直に意見交換すべきだとし、「地球温暖化の証拠は無視できないほど大きく、エネルギー問題は重要な課題だ。英国では、原子力発電所が10年から15年かけて段階的に停止する予定になっている。今後は、再生可能エネルギーに重点を置くと共に、さまざまな問題に取り組まなければならない」と述べた。


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