[原子力産業新聞] 2005年11月4日 第2306号 <1面>

[政府] 松田岩夫氏が科学技術担当大臣に

 第三次小泉改造内閣では、科学技術担当大臣に参議院議員の松田岩夫氏が就任した。

 松田氏は岐阜市出身の68歳。東大法学部を卒業後、1970年に当時の通産省に入省、大臣官房広報課長、名古屋通産局総務部長を歴任後、退官。1986年に衆議院議員に初当選、連続3期当選、その間、文部政務次官。1998年に参議院議員初当選、2001年には経済産業副大臣を務めた。

 小泉内閣では、食品安全・情報通信技術(IT)担当相を兼務する。

 松田氏は、「これからの日本が生きていく最大の決め手は科学技術であり、格段の努力をする」と抱負を述べ、「科学技術も官から民だ」、「民間が力を発揮できる体制づくりをしたい」として、科学技術行政の改革に意欲を示した。


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