[原子力産業新聞] 2005年11月24日 第2309号 <1面>

[原燃] 再処理工場操業時期を2か月延期

 日本原燃は18日、2007年5月に予定していた青森県・六ヶ所村の使用済み燃料再処理工場の操業開始時期を、2か月遅れの07年7月とする新工程を発表した。

 10月下旬に開始したガラス固化体貯蔵施設の改造工事の影響により、今年12月に開始が予定されていたウラン試験の最終段階である「総合確認試験」の終了が、来年1月中にずれ込んだため。

 このため原燃では、約17か月を必要とするアクティブ試験の開始を来年1月から2月へと変更。同時に再処理施設のしゅん工時期を、「07年5月」から「07年7月」へと変更した。

 なお、工程変更に伴う建設工事費への影響については、原燃では「現在精査中であり、まとまり次第お知らせする」としている。


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