[原子力産業新聞] 2005年11月24日 第2309号 <3面>

[原産・INF] COP11で原子力推進へ運動

 今月末からカナダのモントリオールで、気候変動枠組条約第11回締約国会議(COP11)が開かれる。日本原子力産業会議は、地球環境問題に積極的に取り組む見地から、国際原子力フォーラム(INF)とともに、現地で活発な活動を予定している。

 29日には、原産主催でワークショップ「クリーンエネルギー技術協力―アジア太平洋パートナーシップを迎えて」を開催する。

 COP11は京都議定書発効後初の会合として、京都議定書第1回締約国会合(COP/MOP1)が同時に開催されるが、この場では、2013年以降のいわゆる「ポスト京都」となる次期枠組みに関する議論が始まる。原子力発電をクリーン開発メカニズム(CDM)に組み込むことができるかどうか、今後、予断を許さない状況だ。


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