[原子力産業新聞] 2005年12月1日 第2310号 <3面>

[ハンガリー] 議会が処分場着工を可決 パクシュの運転延長も

 ハンガリー・ウベグッタ地域のバタアパチで計画されている中・低レベル放射性廃棄物処分場について、同国議会は11月21日、処分場建設作業着手を、339票対4票の圧倒的多数で可決した。

 同議会はまた、パクシュ原子力発電所(VVER4基、47万kW)の運転期間延長について、「長期的で安全な電気供給に必要」として、承認した。パクシュ原子力発電所の運転は、2037年まで20年間、運転期間が延長される。

 中・低レベル処分場については、今年7月10日、バタアパチ村の住民投票で、90.7%の住民が支持する結果が出ていた。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.