[原子力産業新聞] 2005年12月1日 第2310号 <4面>

[原子力機構/CCLRC] 中性子検出器研究協力取決めを締結

 日本原子力研究開発機構はこのほど、英国中央研究所研究評議会(CCLRC)との間で大強度陽子加速器(J―PARC)に使用する中性子検出器の研究協力取決めを締結した。

 この取決めは、原子力機構の最近の開発成果である高検出効率・高計数率シンチレータ検出器に関する技術とCCLRCラザフォード・アップルトン研究所がISISで培った検出器実装技術を結合しようというもの。双方の中性子源であるISISとJRR―3を使用し、新しい中性子検出器の特性試験を実施。原子力機構は、同検出器をJ―PARCに搭載、パルス中性子線源の性能向上を実現するとしている。


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