[原子力産業新聞] 2006年1月12日 第2314号 <2面>

[東北電力] 女川2を5か月ぶり起動 宮城県の了承受け10日に

 東北電力は10日、同日18時に女川原子力発電所2号機(BWR、82.5万kW)の原子炉を昨年8月16日以来、約5か月ぶりに起動したと発表した。

 2号機の耐震安全性については昨年12月26日に原子力安全・保安院が、同社の報告書を妥当とする保安部会小委員会報告を宮城県などに説明。県は28日に同社に運転再開を了承する旨を伝えていた。

 同社では一定の出力に達した段階で原子炉を一旦停止し、各機器の健全性を確認するなど、運転再開に向けた作業を慎重に進める方針。併せて1、3号機の耐震安全性確認評価も行う。


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