[原子力産業新聞] 2006年1月12日 第2314号 <2面>

[資源エネルギー庁] 3月から地層処分フォーラム開催 各地域で

 資源エネルギー庁は今年3月から全国で放射性廃棄物の地層処分フォーラムを開催する。原子力発電環境整備機構(NUMO)、日本原子力研究開発機構、電気事業連合会などが協力、地層処分の必要性・安全性・研究開発の状況などを分かり易く説明し、国民各層での理解促進を図る。

 NUMOが公募中の最終処分地は、一部市町村が応募を検討中だが、現在までに具体的な応募は得られておらず、ここ1、2年で公募を得る必要がある。

 今回の地層処分フォーラムの開催は、こうした状況に対応、国・NUMO・研究機関・電気事業者が一体となり、「地層処分に関する諸問題を自分自身の問題として考える社会的土壌の構築を図る」ことを目的とする。第1回目を3月上旬に東京で開催、これを皮切りに1年間程度、各地域ブロック毎に開く予定。


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