[原子力産業新聞] 2006年3月9日 第2322号 <3面>

[IAEA] 事務局長が歓迎の声明

 米印両国による原子力協力での合意について、IAEAのエルバラダイ事務局長は2日、「国際保障措置枠組みの普遍化につながるもの」と歓迎する声明を出した。

 同氏は、「この合意は、インドが増大するエネルギー需要を原子力技術と核燃料によって満たし、開発のエンジンとするための重要なステップだ。これはまた、インドが核不拡散枠組みの重要パートナーとなる事につながる」と述べ、「インドへの原子力技術と核燃料の供給が保証される」として、米印の原子力協力が、国際社会全体の利益になるとの見方を示した。


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