[原子力産業新聞] 2006年4月13日 第2327号 <4面>

23日、HIMAC等を公開 放医研が科学技術週間で

 放射線医学総合研究所は今月23日、科学技術週間の行事の一環として、千葉市稲毛区穴川にある研究所の所内一般公開を行う。各種施設の一般公開をはじめ、放医研の研究成果をパネルや実物展示で紹介するとともに、重粒子線によるがん治療の現状と展望、画像医学の最先端に関する講演会、楽しく参加できる実験教室など各種のイベントも併せて行わなれる。

 公開内容は、@放医研の過去5年間の成果の紹介「ミクロから宇宙まで!放射線の世界」A施設の公開――重粒子線がん治療装置(HIMAC)、サイクロトロン、静電加速器棟次世代PET/CT、研究室・実験室の一部を公開Bがん医療相談コーナー(無料)C体験コーナー「実験動物とのふれあいコーナー」「ミニミニ実験室」「缶バッジ製作教室」「スタンプラリー」――。

 参加費は無料。事前申込は不要(ただし20名以上の団体の場合には事前連絡必要)。

 問合せは、放医研広報室(電話043−206−3019=ダイレクトイン)、Eメールinfo@nirs.go.jp)。ホームページ(http//www.nirs.go.jp)に詳細を掲載している。


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