[原子力産業新聞] 2006年5月18日 第2331号 <4面>

教育訓練、相互に利用 原産サイト公開 NES─net

日本原子力産業協会では、原子力界の人材を養成するため、産業界、研究機関、大学等が連携してお互いに協力し合う構想の具体化に取り組んできており、このほど試運用を行ってきた「原子力教育情報センター(NES−net)」サイトを原子力産業界全般に公開した。

原子力に関係する各社の教育訓練施設・コース等の情報を一元化してインターネット上に掲載し、産業界各社間の教育インフラの相互利用を促進することをめざす。同センターの情報構築や運営については、原子力安全基盤機構の支援の下に原子力安全基盤研究の一環として行われている。

公開のシンポジウム情報やNES−net運営委員会メンバー各社の教育施設の情報や教育コース・教育教材などが閲覧できる。同ネットでは、@一般公開のシンポジウムの開催予定A研究会・発表会の参加者募集B他社の研修を受講したいC社外からも研修受講生を受け入れたい――などの要望があれば、気軽に問い合わせをしてほしいとしている。

同センターのホームページはhttps://www.nes-net.gr.jp/、問い合わせは原産協会・政策本部(電話03−6812−7172、s-amano@jaif.or.jp)まで。


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