[原子力産業新聞] 2006年7月6日 第2338号 <2面>

日立造船 米国6原発向け キャニスター71基受注

日立造船(本社・大阪市)は米国のトランスニュークリア社から使用済み燃料を貯蔵するキャニスター71基を受注した。受注額は約30億円。

パリセード、モンティセロ、リメリック、セントルーシー、ターキーポイント、シーブルックの各原子力発電所向けで、早いものは2007年3月にも納入を開始し、09年1月までに全納する。製作は熊本県長洲町にある日立造船メカニカルが担当する。

同社では、今年3月現在、米国向けのキャ二スターは累計で173基の納入実績があり、高い品質と厳しい納期をクリアしてきたことから、今回の大量受注につながったものと考えている。


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