[原子力産業新聞] 2006年7月20日 第2340号 <2面>

志賀2号でもひび割れ 北陸電力 低圧タービンBで検出

北陸電力は18日、志賀原子力発電所2号機に3台ある低圧タービンのうち、Bのロータの羽根2枚の根元取付け部に、ひびを確認したと発表した。

同社では引続き、他の低圧タービンA、同Cも点検する。

志賀2号機の点検は、同型式の蒸気タービンを使用している中部電力・浜岡原子力発電所5号機で羽根1本が脱落し停止した事象に対応、今月5日から行われている。

北陸電力によると、ひびが発見されたのは浜岡5号機と同じ低圧タービンBの発電機側の外側から3段目(第12段)。検査対象物を磁化させ磁粉をかけ、この模様により欠陥を探す磁粉探傷試験により、これまでに15本の羽根のうち2本でひびを確認した。

保安院では19日に電気工作物検査官を派遣、ひびの状況の詳細な確認を行う方針。

志賀2号機(ABWR、出力135万8,000kW)は、今年3月15日から営業運転を開始した日本の最新鋭プラントで、ABWRでは国内4基目、単機容量では浜岡5号機(ABWR、出力138万kW)に次いで国内2番目となっている。


Copyright (C) 2006 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.