[原子力産業新聞] 2006年8月10日 第2343号 <2面>

原子力安全・保安院 GNFJの事業変更許可を諮問

原子力安全・保安院はこのほど、原子力安全委員会と原子力委員会に、グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNFJ)の核燃料加工事業の変更許可について諮問した。

この事業変更は、同社の本社(神奈川県横須賀市)事業所の最大処理能力、貯蔵能力、廃棄施設、核的制限値などに関するもの。第1加工棟で不要となった設備を撤去、この処理能力の減少分を第2加工棟設備の拡充で補う。第2加工棟の最大処理能力は成形施設が年間620トンU、被覆施設が同630トンU、組立施設が同750トンUとなる。第1加工棟の設備撤去後のスペースには廃棄物貯蔵場を新設、保管廃棄能力を変更する。一連の設備変更は09年の年央までに完了予定。

同社は昨年7月、経済産業省にこの変更許可を申請していた。


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