[原子力産業新聞] 2006年8月10日 第2343号 <4面>

原子力シェア11% 04年度一次エネ エネ白書から

6月6日に閣議決定された05年度エネルギー白書が2日、経済産業省・資源エネルギー庁のホームページに掲載された。

それによれば、わが国の04年度一次エネルギー供給量(=図)は23.68×10の18乗Jで2000年度を抜き史上最高。その供給エネルギー別シェアでは、石油が48%で65年度以来の最低、石炭は21%で70年度以来の最高、天然ガスは14%、原子力が11%、水力4%、新エネルギー・地熱等3%の順となっている。

原子力発電の04年度の平均設備利用率は68.9%で、電力会社の自主点検記録の不正問題などの影響でプラントが長期停止した03年度の同59.7%に比べれば9.2ポイント改善したものの、05年度の71.9%に比べてまだ低かった。原子力シェアは2000年度が12%を占め最大だった。


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