[原子力産業新聞] 2006年8月24日 第2344号 <4面>

電中研と原子力機構が締結 二法人統合で新協定

電力中央研究所と日本原子力研究開発機構は7日、電中研が旧日本原子力研究所、旧核燃料サイクル開発機構と個別に締結していた研究協力協定を、二法人が昨年10月に統合されたことによって1つに統合し、「原子力に関する研究開発についての研究協力協定」として、締結し直した。

研究協力分野については、限定せずにすべての原子力分野を対象にしており、研究協力の方法としては、@共同研究A研究・試験または調査の委託B職員の派遣C技術情報の交換D知的所有権の使用――を挙げている。

有効期間は締結日から5年間で、両者の合意で延長できる。

今年度の実施あるいは計画されている両者の研究協力課題は、共同研究15件、委託研究2件、情報交換9件の計26件となっている。


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