[原子力産業新聞] 2006年9月7日 第2346号 <1面>

分離プル量 2.3%増44トン 原子力委に報告

文部科学省と経済産業省は5日の原子力委員会定例会議に、05年末における我が国の分離プルトニウム管理状況を報告した。04年末に比べ2.3%増の43.8トンとなった。

国内保管分が同3.7%増の5.9トン、海外保管分が同2.1%増の37.9トン。国内では再処理施設の分離により271kg増加したが、原子炉への装荷で35kg、各施設内工程で23kg減少し、差引き213kg増加した。海外保管分では英国での回収分が879kg増加、フランスでの回収分は115kg減少し、差引き764kg増加した。なお、海外保管分は今回からPu241の核的損耗を考慮した値で公表。


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