[原子力産業新聞] 2006年9月7日 第2346号 <2面>

三菱重工 APWR推進室を新設

三菱重工業は1日付で、原子力事業本部に「APWR推進室」を新設した。室長には金田正彦・原子力技術センター軽水炉プラント技術部長が就任した。

米国向け170万kW級最新型加圧水型軽水炉である「US―APWR」の開発と市場投入を早期に推進することが目的。同機の基本設計業務を統括するほか、7月にワシントンに設立した全額出資の現地法人「MHI原子力システムズ」(MNES)と連携を図り、米国原子力規制委員会(NRC)向け型式証明(DC)取得業務を進める。国内市場を含め今後のAPWR開発も取りまとめる。軽水炉プラント技術部長には寺田良介・同部次長が昇格した。


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