[原子力産業新聞] 2006年9月21日 第2348号 <1面>

RI・研究所等廃棄物で 文科省 作業部会が最終報告

文部科学省の原子力分野の研究開発に関する委員会は12日、第21回会合を開催、同委員会の下の作業部会がパブコメを踏まえ取りまとめた最終報告書「RI・研究所等廃棄物(浅地中処分相当)処分の実現に向けた取組み」を了承した。

日本原子力研究開発機構は国・発生者・RI協会などと協力し処分事業を推進、国は処分資金の積立制度を整備、安全規制当局は規制の合理化を検討、などを骨子とする同報告書は、1か月間パブコメに付され、96件の意見が寄せられた。文科省は現在、積立制度の検討を進め、来年度概算要求では47億円を計上している。


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