[原子力産業新聞] 2006年9月28日 第2349号 <2面>

保安部会廃棄物小委 余裕深度処分の安全検討開始

総合資源エネルギー調査会の原子力安全・保安部会放射性廃棄物安全小委員会(委員長=石榑顕吉埼玉工業大学先端科学研究所教授)は11日、発電所の解体措置等に伴い発生する炉内構造物の地下余裕深度処分に係わる安全規制の検討を開始した。余裕深度処分の事業化を控え、規制行政庁として具体的な技術基準等の整備を図るもの。

年内にも規制制度について報告書をとりまとめ、引き続きWGで埋設深度と施設・廃棄体の安全確保のあり方を検討することとしている。

一方、原子力安全委員会でも昨年より、安全審査指針などの検討を進めている。


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