[原子力産業新聞] 2006年10月5日 第2350号 <3面>

イラン ブシェール1、来春にも燃料装荷

イラン原子力庁と露アトムストロイエクスポルト社は9月26日、ブシェール原子力発電所1号機(VVER1000)の建設契約に関する追加議定書に調印。来年3月に燃料供給を行うことなど、今後の新しいスケジュールを決定した。

イラン初の原子力発電所となる同1号機は、アトムストロイエクスポルト社が主契約者で、今年5月時点の工事進捗率は88%。今回決定したスケジュールでは、来年9月に初臨界を達成し、同11月に運開する予定とされている。

供給される燃料集合体は163体で、露TENEX社が供給する。


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