[原子力産業新聞] 2006年10月12日 第2351号 <2面>

大阪で廃棄物地層処分シンポ 27日に経産省

経済産業省は今月27日、大阪市中央区の松下IMPホールで「放射性廃棄物地層処分シンポジウムin近畿」を開催する。

同シンポは3月の東京を皮切りに、福岡、高松、広島と開催してきており、今回の大阪開催で5回目。地元新聞社などとの共催が特徴で、年度内にあと複数回、東日本側を中心に開催する予定。

今回は産経新聞との共催。午後2時〜5時で、地層処分の概要と必要性、安全性と研究開発、最終処分施設の立地と地域共生などの説明のあと、長辻象平・産経新聞論説委員をコーディネーターにパネル討論、栗田幸雄・前福井県知事、井上チイ子・女性職能集団WARP理事長、作家の神津カンナ氏、森山裕丈・京大大学院工学研究科教授らが参加する。

参加費は無料、定員は300名程度。参加希望者は住所(聴講券送付先)、氏名、電話番号、あれば地層処分に関する意見を記入して、ホームページ(https://www.chihoushi.jp/sympo2006/kinki/index.html)などから。20日締切り。問い合せは、産経新聞企画開発部「地層処分シンポ」係(電話06―6633―9541)。


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