[原子力産業新聞] 2006年10月19日 第2352号 <3面>

ロシア−カザフ 共同で3つの共同企業体を設立

露アトムストロイエクスポルト社とカザフスタンのカザトムプロム社は12日、共同で3つの共同事業体(JV)を設立することを取り決めた文書に調印した。3つのJVはそれぞれ、@中・小型炉の開発Aカザフスタンのウラン鉱山(南ザレチノエ鉱区およびブデノフスク鉱区)の開発Bウラン濃縮――を実施する。各JVとも、出資比率は両社50%ずつ。

「中・小型炉の開発」については、設計から機器供給、建設、運転員の訓練、運転中のサポート・サービスまで、幅広く実施する予定だ。

「ウラン濃縮」については、ロシアのアンガルスクにウラン濃縮センターを設立し、運営する。同センターは、国際核燃料サイクルセンターの前身とも位置づけられている。


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