[原子力産業新聞] 2006年10月19日 第2352号 <4面>

千代田テクノル RIの製造と利用で 韓国原研と覚書締結 線量測定分野への拡大も

千代田テクノルと韓国原子力研究所(KAERI)は9月28日、韓国の大田(テジョン)で「放射性同位元素の製造と利用に関する技術協力」の覚書を締結した。細田敏和社長(=写真左)とパク・チャンギュ理事長(=同右)が署名した。

同社と韓国原研は、韓国の研究炉HANAROを利用して、放射性同位元素の製造と放射線利用に関する親密な協力関係を構築し、韓国原研は放射性同位元素の製造技術開発を進め、同社は事業に役立て、両国間の放射線利用の発展に寄与する。

両者は今後、個人被曝線量の測定分野の研究協力などにも拡大する方針だ。


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