[原子力産業新聞] 2006年10月26日 第2353号 <1面>

中国電力が島根2プル計画申請

中国電力は23日、島根原子力発電所2号機(BWR、82万kW)のプルサーマル計画について、島根県および松江市から原子炉設置変更許可申請の了解を受け、同日、経済産業省に許可申請を提出した。

同社の山下隆社長が、県庁に澄田義信知事、市役所に松浦正敬市長を訪ね、許可申請を了解するとの回答を受けた。経産省への許可申請は末廣惠雄・副社長電源事業本部長が提出した。

県は「事前了解願いを基本的に了解する」とし、最終回答を国の安全審査終了まで留保、その結果を確認して行うとする。これに対し市は今回、許可申請の提出を了解、最終判断は国の審査後に別に示すとし、大地震の際の緊急停止など7項目の質問も出した。

島根2号機では燃料集合体560体のうち、MOX燃料集合体を最大228体装荷する。


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