[原子力産業新聞] 2006年11月16日 第2356号 <3面>

ポーランド ロシアの影響圏からの脱却を模索

ポーランドのJ.カチンスキ首相は8日、同国初の原子力発電所の建設や国営の電力部門の刷新のために、外国資本を導入することを示唆した。具体的には、年内に電力部門の4企業を設立し、海外からの資本参加を募るという。

一方、P.ウォジニャク経済相は10日、ロシアへの石油・ガス依存を少しでも軽減するために、原子力発電の導入を検討していることを明らかにした。ポーランド国内への建設だけでなく、エストニア、ラトビア、リトアニアの共同建設計画に参画することも選択肢として挙げられているようだ。


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