[原子力産業新聞] 2006年11月23日 第2357号 <1面>

日本原燃 初のMOX粉末製造 六ヶ所再処理工場で

日本原燃は16日、アクティブ試験第2ステップ中の六ヶ所再処理工場で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)の粉末を製品として初めて回収し、粉末缶に詰める作業を開始した、と発表した。

試験中に製造したMOX粉末は、今後、同工場に隣接して建設される計画のMOX燃料製造工場で実際に燃料棒までに加工され、国内の軽水炉でプルサーマル利用する。

核不拡散の観点から、プルトニウム粉末を単独で存在させないために、ウラン溶液とプルトニウム溶液を個別に工程内で抽出して精製、プルトニウム溶液の方はウラン溶液と一対一で再び混合、脱硝(=写真上)したあと、MOX粉末(=写真下)に加工する。

ウラン粉末の方は、アクティブ試験の前のウラン試験ですでに製造済み。

今後のアクティブ試験では、実際の使用済み燃料を使った再処理後の核分裂生成物などを含む高レベル放射性廃液をガラス固化する工程へと関心が移る。


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