[原子力産業新聞] 2006年12月14日 第2360号 <3面>

ベラルーシ 大統領、原子力導入を検討

ベラルーシのA.ルカシェンコ大統領が、原子力発電所の導入を検討していることがわかった。これは1日、大統領と会談したベラルーシ国立科学アカデミーのM.ミャスニコビッチ会長が明らかにしたもの。

同会長によると、建設候補サイトはモギリョフ州、初号機の出力は100万kW級、運開時期は2015年を計画しているが、大統領の要望により「2013年を目指す」という。建設費は13〜17億ドルと試算されており、すでにフランス、ドイツ、ロシアが建設プロジェクトに関心を示し、好条件を提示しているようだ。


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