[原子力産業新聞] 2007年1月5日 第2361号 <1面>

厚労省委員会で食品照射報告 規格部会で審議へ

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会・食品衛生分科会(分科会長=吉倉廣・元国立感染症研究所長)が12月18日、同省の会議室で開かれた。昨年10月に原子力委員会が食品照射専門部会報告書を承認し、関係省庁に検討・評価を求める委員会決定を行ったことを受けて、報告事項として取り上げられた。

委員からは、毒性についての評価や国民理解が不十分との意見が出された。今後、食品照射の取り扱いについては、食品規格部会で審議することに決めたが、同部会の委員任期が昨年末で切れており、今後改めて人選、部会長も選出されることになる。


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