[原子力産業新聞] 2007年1月18日 第2363号 <2面>

JST 原子力研究開発課題公募 若手の斬新なアイデア求む

科学技術振興機構(JST)はこのほど、07年度の原子力システム研究開発事業「基盤研究開発分野」の新規研究開発課題の募集を開始した。提案書類の受付は、来月15日まで。

革新的原子力システムに関する新たな概念の構築など革新的技術の創出を目的とする「革新技術創出型研究開発」と、若手研究者を対象に技術の発展性が見込める斬新なアイデアを期待する「若手対象型研究開発」の2分野がある。

革新技術の実施期間は原則3年、経費は年間1億円を上限とし、採択予定数は4件程度。若手対象は同じく3年以内、2,000万円、10件程度で、40歳以下という年齢制限がある。

「原子力システム研究開発事業」は、文部科学省が05年度から開始した事業で、今回募集する基盤研究開発分野と今年度に募集した特別推進分野がある。


Copyright (C) 2007 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.