[原子力産業新聞] 2007年2月1日 第2365号 <3面>

アレバ・ジャパン社 社長交替 新社長にオトベール氏

今年1月よりアレバ・ジャパン社長に就任したレミー・オトベール氏のお披露目を兼ねた社長交代のパーティーが、1月25日、東京・千代田区の帝国ホテル東京で開かれた。挨拶の中でオトベール新社長(=写真)は、アレバが三菱重工とも協力して原子力事業に取り組みたいとの意欲を明らかにした。

オトベール新社長は53才。2000年からアレバ(コジェマ)社のウラン事業本部長、2004年からはウラン、転換、濃縮などフロントエンド事業全体を統括する執行副社長を務めた。アレバ・ジャパンの社長と、アレバ・グループの上席執行副社長を兼任しており、「ローベルジョン会長が日本を重視している証拠」と関係者は語る。

2002年6月から昨年末まで社長を務め、フランスへ帰任することになったギー・ブスケ前社長は、六ヶ所村プロジェクトで初めて日本に関わった20年前からの思い出を語り、「日本に一度関わった人は、日本と関わりが無くなることはない」と、日本を去りがたい思いを吐露した。


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