[原子力産業新聞] 2007年2月15日 第2367号 <1面>

浜岡5号も発電再開 中部電力

中部電力は11日、昨年6月に発生した低圧タービン損傷により停止していた浜岡原子力発電所5号機(ABWR、138万kW)の発電を再開した。

今月2日までに圧力プレートを設置したタービンの復旧作業を終了し、8日から原子炉を起動、調整運転に入っていた。

今後、必要があればタービンの振動調整を行うとともに、徐々に電気出力を上げて設備の点検や検査を実施する予定。これらが終了した後、復旧したタービンに対する最終検査となる国の使用前検査を受け、本格運転を再開する。


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