[原子力産業新聞] 2007年2月15日 第2367号 <1面>

原子力委 食品照射で公開フォーラム

原子力委員会は来月、東京と京都で食品照射をテーマに第1回「公開フォーラム」を開催する。

同フォーラムは、同委員会が決定した政策等について、広く国民の意見を聴取しつつ説明することを目的に新たに設けたもの。すでに策定中の政策について意見を聴く「ご意見を聴く会」や策定プロセスへの市民参加の拡大を図る「市民参加懇談会」を開催しているが、同フォーラムは新政策に関して広く意見を聴く場になる。

第1回目のテーマは昨年秋に政策決定した「食品への放射線照射について」で、考え方の紹介とパネルディスカッションを行う。司会は科学ジャーナリストの東嶋和子氏、パネリストは食品照射専門部会長を務めた多田幹郎・中国学園大学教授など7名。

東京会場は3月6日の午後1時30分から4時30分まで、上野の東京国立博物館・平成館大講堂。京都会場は3月29日の午後1時30分から4時30分まで、京都駅近くの京都センチュリーホテル「瑞鳳」。ともに約300名の参加者を募集する。


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