[原子力産業新聞] 2007年3月15日 第2371号 <3面>

中国 米WH社に正式発注 三門、海陽の各2基

中国の国家核電技術公司(SNPTC)はこのほど、米ウェスチングハウス社(WH)と米ショー・グループ(エンジニアリング担当)からなるコンソーシアムと、AP1000(出力110万kW)4基の供給で合意。AP1000が採用されるのは、三門1、2号機と海陽1、2号機であることが正式に発表された。

両者は昨年12月、AP1000×4基の供給で合意していたが、供給対象サイトは浙江省の三門サイトと広東省の陽江サイトと発表されていた。

しかし、今回陽江サイトから山東省の海陽サイトへ変更されたことで、陽江サイトには仏アレバ社のEPR(出力165万kW)が採用されることが確実視されている。すでに仏電力公社(EDF)と中国広東核電集団有限公司(CGNPC)は先月、EPRに関する協力協定を締結している。


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