[原子力産業新聞] 2007年3月15日 第2371号 <4面>

放医研 機内で受けた線量“携帯”で 航路線量計算モバイル版

放射線医学総合研究所はこのほど、国際線航空機に搭乗した際に受ける宇宙線被ばく量を表示するインターネットツールである航路線量計算システム(JISCARD)の携帯電話版「JISCARDモバイル」を開発し、ホームページ上に公開した。

携帯電話からJISCARDモバイルのURLにアクセスし、画面で出発空港、到着空港および飛行時期を指定すると推定実効線量が、搭乗時間やマイル数とともに表示される。例えば成田からニューヨークでは81μSv、同サンパウロでは112μSv、関空からソウルでは5μSv等々。

放医研では05年からJISCARDのサービスを開始している。


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