[原子力産業新聞] 2007年3月22日 第2372号 <1面>

試験手順の確実な実施を指示 保安院がBWR事業者に

原子力安全・保安院は19日、BWRを有する事業者に対し、原子炉停止時の制御棒駆動系の試験を行う際に、管理手順を確実に実施するよう改めて指示した。

保安院はすでに、志賀1号機の事故を踏まえBWR事業者が、同試験の際には原子炉戻りラインの弁の開放、当該水圧が過大とならないような監視などの管理手順を定めていることを確認。今回の指示は、作業時の確認など、この手順の確実な実行を求めたもの。


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