[原子力産業新聞] 2007年4月5日 第2374号 <2面>

北陸電力07年度計画 志賀の供給はゼロで策定

北陸電力は3月28日、07年度供給計画において、「志賀原子力発電所は確実な見通しを立てられない状況」として、年間を通して停止する計画にしたと発表した。

このため同社は07年度の需給状況について、「たいへん厳しく、火力の定期点検の見直し、融通送電の抑制、他社からの応援融通の受電などにより供給力を確保する」としている。

同社の発電電力量(自社電源及び他社受電の合計)に占める原子力の比率は、05年度30%、06年度22%(推定)から、07年度は9%までに落込む見通しとしている。


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