[原子力産業新聞] 2007年4月12日 第2375号 <1面>

三菱商事 カナダのウラン探鉱事業に参画

三菱商事は11日、豪州現地法人の三菱デベロップメント(MDP)が、カナダのキャンアラスカ・ウラニウム社(CAU)によるウエスト・マッカーサー・ウラン資源探鉱プロジェクトに参画すると発表した。

同事業は約3年前からCAUが単独で探鉱中だが、MDPが探鉱費用として約1,100万カナダドル(約11億円)を負担、権益の50%を取得する。同事業は、世界の1次ウラン生産量の約30%が集中するカナダ・サスカチュワン州アサバスカ盆地に位置し、高品位で大規模な鉱床の発見が期待されるという。

MDPがウラン探鉱事業に参画するのは初めてだが、三菱商事はカナダの日加ウラン社に出資している。


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