[原子力産業新聞] 2007年4月12日 第2375号 <3面>

米フロリダ電力 COLサイトに ターキーポイントを選定

フロリダ・パワー&ライト社(FPL)は3日、建設・運転一体認可(COL)の対象サイトとしてターキーポイント・サイトを選定した。採用炉型は未定である。

FPLは昨年4月、米原子力規制委員会(NRC)に対し2009年にCOLを申請する方針を通告したが、具体的な建設サイトは決定していなかった。

FPLの総発電設備容量は2,436万kW。増加傾向にある電力需要を、天然ガス=50%、原子力=21%、石油=9%、石炭=5%、他電力からの購入分=15%の割合でまかなっている。

FPLは2016年までに計670万kWの発電設備容量を増強する計画を掲げており、特に原子力シェアを高めることで、電源のベストミックスを進め、燃料費の変動に影響されない経営体制を確立したい考えのようだ。

ターキーポイント・サイトでは、76万kW級PWR2基が運転中である。

なおFPLは、ニュースタート・エナジー・デベロップメントのメンバー企業でもある。


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