[原子力産業新聞] 2007年5月31日 第2381号 <2面>

東京で市町村議会会議 原子力立地の自治体

全国原子力発電所立地市町村議会議長会(会長=霜田彰・柏崎市議会議長)は、全国の原子力施設が立地する市町村の議員同志が原子力の課題について議論し情報交換する第6回全国原子力発電所立地市町村議会サミットを8月28日、29日の両日、東京・高輪の品川プリンスホテルで開催する。

同会議は2年に1回、各地で開催し、前回の神戸では電気事業者などの関係者も含め400人以上が参加。今回は電力の大消費地での開催のため、区議会議員などの参加も呼びかけている。

今回のテーマは「21世紀のクリーンエネルギー――その安全・安心・信頼」。28日は近藤駿介・原子力委員長が「我が国のエネルギー供給における原子力の役割と責任」と題して講演した後、「耐震設計審査指針見直しに伴う課題」、「核燃料サイクル政策とプルサーマル」、「国と原子力発電所立地地域との信頼関係」、「原子力施設の検査制度の見直しに伴う課題」、「地域共生と地域振興策」の5分科会に分かれる。

29日は分科会報告、国からのコメント、サミット宣言をまとめ閉幕する。問合せは、同市町村議会議長会事務局(柏崎市議会事務局内、電話0257―21―2340)まで。


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