[原子力産業新聞] 2007年5月31日 第2381号 <3面>

米国 州知事、原子力発電への増税を拒否

バーモント州のJ.ダグラス知事は21日、州議会両院で成立した原子力発電所への増税法案に対し、拒否権を行使する意向を明らかにした。

同法案は、再生可能エネルギーへの補助金捻出を名目に、同州に立地するバーモント・ヤンキー原子力発電所に対し、わずか3年間で現在の3倍の税金(総額2,500万ドル)を課すもの。ダグラス知事は「不必要かつ不公平な税金で、理解に苦しむ」とし、議会の増税推進派を強い口調で批判した。


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