[原子力産業新聞] 2007年6月14日 第2383号 <3面>

フォータム社 EIA計画書を策定へ

ロビーサ原子力発電所(PWR×2基)を所有・運転するフォータム社は4日、ロビーサ3号機の増設に向けた環境影響評価(EIA)計画書を、今月中に貿易産業省に提出することを明らかにした。

ロビーサ3号機は、出力100〜180万kW級の、PWRもしくはBWRを採用する。フォータム社は、来年6月にEIAを完了する予定だ。

フィンランドでは先月、テオリスーデン・ボイマ社(TVO)が貿易産業省にEIA計画書を提出している。現在建設中のオルキルオト3号機(EPR、170万kW)の時と同様に、両社はそれぞれEIAを実施するが、最終的には両社間で調整し、どちらか1社が新規建設を実施することになる。


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