[原子力産業新聞] 2007年6月14日 第2383号 <4面>

電工会 女性PAグループが豪州調査

日本電機工業会はこのほど、今年1月に派遣した豪州原子力PA(広報)調査団の報告書を取りまとめた。原子力PA女性分科会が行ったもの。

調査団では、豪州原子力科学技術機構(ANSTO)の女性広報担当職員と原子力広報の視点から両国での原子力開発の現状と将来展望について意見・情報交換を行ったほか、国立医療用サイクロトロン、アルゼンチンの会社が設計し完成したばかりの研究炉OPALなどの見学を行った。

豪州でも日本と同様に女性が原子力に対してアレルギーを起こしやすいとのことで、同性である原子力PA女性メンバーがその感情を汲み取り、女性に対して正しい情報を提供していくことが重要であるとの認識を新たにした、と報告している。


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