[原子力産業新聞] 2007年6月28日 第2385号 <1面>

安全規制を国際評価 IAEAのレビューチーム受入れ

原子力安全規制に関する我が国の法制度や規制組織などについて総合的な評価を行う国際原子力機関(IAEA)の「総合的規制評価サービス」(IRRS)のレビューチームが25日に来日、30日までの6日間にわたり、経済産業省、原子力安全委員会などの関係者と会い、調査する。

25日には「エントランスミーティング」(=写真)が行われ、日本側を代表し広瀬研吉・原子力安全・保安院長が挨拶に立った。

同チームは、IAEA加盟各国の規制機関のハイレベルの専門家10名からなり、我が国の原子力安全規制に係る法制度や組織、運用の実態など幅広い政策課題について規制当局と議論を行い、互いの経験や知見を共有する政策対話を中心としたレビュー会議となる。

実際のレビューは、日本が準備した「自己評価書」と「IAEAの質問項目に対する日本側の回答」などに基づいて行われる。

IAEA側から寄せられている政策課題は13項目で、@規制機関の組織関係A保安院の人事政策B運転経験の反映C保安院の組織構造と検査制度D透明性と公開性E内部の意思疎通Fリスク情報の活用G新規プラントの許認可H性能規定化IIRRSの方法論――など。評価結果は後日、報告書として取りまとめられ、公表される。


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