[原子力産業新聞] 2007年7月5日 第2386号 <1面>

原子力委 研究開発専門部会再開へ

原子力委員会は大強度陽子加速器(J―PARC)計画の第U期計画である核変換実験施設の整備などを検討するため、来月にも研究開発専門部会を再開する。

核変換技術は、高レベル放射性廃棄物の減量や長寿命核種の短寿命化による環境負荷低減などから実用化が期待されているが、加速器を用いる方法とFBRを用いる方法のどちらに優位性があるか、明確になっていない。部会は同技術の研究動向を踏まえ、第U期計画に関する判断を示す。


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